目次
大自然が広がる北海道には見どころやグルメスポットもたくさん!特に中心地の札幌には多くのスポットがありますよ。今回は初めて訪れる人におすすめしたいスポットを20か所紹介します。
札幌の基本情報
・気候:日本の北部に位置する北海道札幌市は本島に比べて寒く、真冬の平均気温は-3~3℃程度です。反対に夏の暑さはさほど厳しくなく、30℃を超える日はほとんどありません。冬の防寒対策はしっかり行いましょう。降雪量も多いため、歩きやすく、滑りにくい靴がおすすめです。
・市内の交通情報:札幌はコンパクトなつくりとなっているため、地下鉄やJRを使って効率的に周ることができます。市内を100円で周れるバスも運行しているので、レンタカーを借りるよりもリーズナブルです。また、路面電車も走っていて、札幌市内の風景を楽しみながら移動できるでしょう。
札幌の定番観光スポット
さっぽろテレビ塔
札幌のシンボルタワーとして知られるさっぽろテレビ塔は、高さ142.7mの高さで、大通公園の東端に位置しています。地上90mの展望フロアからは、360度のパノラマで札幌市街を一望できます。ビルの明かりや街灯がきらめく夜景も美しく、カップルのデートスポットとしても有名です。さっぽろテレビ塔周辺には、花の精を表現した泉の像や黒御影石のモニュメント、ブラック・スライド・マントラも見られます。テレビ塔に登ったあとは、大通公園内をじっくり散策してみてはいかがでしょうか。園内では北海道名物のグルメも楽しめます。
・アクセス:地下鉄南北・東西・東豊線・大通駅から歩いてすぐ。
札幌市円山動物園
札幌市中央区にある札幌市円山動物園は、昭和26年に開園した歴史ある動物園です。約22万㎢の敷地内には哺乳類や鳥類など約880種類の動物が飼育、展示されています。2012年にはリニューアルで、アフリカゾーンやホッキョクグマ館などの新しい施設が作られました。「わくわくアジアゾーン」は寒帯館、高山館、熱帯雨林館の3つで構成されていて、アムールトラやユキヒョウ、レッサーパンダなど、アジアに生息する動物を見学できます。見学時間は2時間程度見ておくといいでしょう。入園料は600円です。
・アクセス:地下鉄東西線円山公園駅下車後すぐ。
大倉山展望
大倉山展望台は宮の森エリアに位置する、標高307mの展望台です。スキージャンプ台の頂上に位置していて、眼下には札幌市街が広がります。展望台周辺にはウィンタースポーツのミュージアムが併設されています。また、ジャンプ台横にあるリフトに乗って展望台へ行ってみることも可能。リフトの料金は往復で500円です。眺めを楽しみたい人だけではなく、スポーツ好きの人にもおすすめのスポットです。
・アクセス:円山公園駅前よりJR北海道バス乗車、大倉山競技場入口下車後徒歩10分。
白い恋人パーク
昭和51年に発売され、今でも札幌のお土産の代名詞存在である「白い恋人」。そんな白い恋人を発売している石屋製菓が運営しているのが、白い恋人パークです。赤やピンクなど120種類以上のバラが咲き誇る英国風庭園の奥には、ロマンティックな外観の資料館があります。敷地内にあるファクトリーウォークでは白い恋人の製造工程を見学できるほか、お菓子作りを楽しむこともできます。ファクトリーウォークの中心に位置するリバティーホールの中央階段前では、写真撮影もできますよ。4階のカフェにはチョコレートラウンジがあり、イギリス製のアンティーク家具が置かれた上品な空間で白い恋人パフェやチョコレートドリンクを味わえます。カフェからは施設のシンボルでもある札幌からくり時計塔を望めるので、札幌旅行の素敵な思い出づくりになります。
・アクセス:地下鉄南北線・東西線の宮の沢駅より徒歩7分。
サッポロビール博物館
サッポロビール博物館は、日本国内で唯一のサッポロビールに関する博物館です。ビールに関する知識を学べるプレミアムツアーの最後には、ここでしか楽しめない復刻ビールを味わえます。ビールが大好きな人はぜひ参加してみてください。また明治時代の貴重なレンガづくりの建造物は、北海道遺産に登録されており、建築物好きの方にもおすすめです。
・アクセス:地下鉄東豊線の東区役所前駅より徒歩約10分。
豊平峡温泉
定山渓エリアにある豊平峡温泉は、豊平川の上流に位置しています。エリア内には100%源泉かけ流しをうたった温泉施設が多く、そのほとんどの施設で日帰り利用が可能です。インドカリーが名物とされているので、湯めぐりをしつつ、グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。近くには定山湖の水を貯える豊平峡ダムがあり、紅葉のシーズンには紅葉狩りをする人々でにぎわいます。
・アクセス:JR札幌駅からかっぱライナー号または豊平峡温泉行きのバスに乗車、終点の豊平峡温泉で下車。所要時間約80分。
定山渓温泉
北海道と言えば、温泉が充実していることで知られています。その中でも札幌から比較的近いのが、札幌から約28km離れた場所にある定山渓温泉です。札幌駅前のバスターミナルからバスが出ているので、比較的簡単にアクセスできます。「札幌の奥座敷」と呼ばれる定山渓温泉は、豊平川に沿って美しい渓谷が続く景色が見もので、特に二見吊橋周辺は紅葉の名所として知られています。定山渓エリアには大型ホテルや知る人ぞ知る名宿まで、さまざまな宿泊施設が立ち並んでいます。
・アクセス:JR札幌駅から定山渓温泉または豊平峡温泉行きのバスに乗車し、定山渓温泉で下車。所要時間約90分。
札幌市時計台
「札幌のシンボル」と呼ばれる札幌市時計台の時計は、国内最古の振り子式時計として知られています。明治11年に完成したこの時計台は、当時の兵式訓練の授業に使用されていましたが、現在は国の重要文化財に指定されています。施設内にあるハワード社製の時計機械は実際に使用されているものと同じ型です。北海道開拓を象徴する赤い五稜星が全部で17個あるので、ぜひ探してみてください。2階のホールでは不定期でコンサートなどのイベントも行われています。
・アクセス:地下鉄南北・東西・東豊線・大通駅から徒歩5分。
大通公園
札幌の中心部を東西に横切る、全長約1.5kmの大通り公園。園内には92種類の樹木が植栽されていて、季節ごとに咲き乱れる美しい花々が見ものです。また、イベントが盛んに行われる施設としても有名で、冬はさっぽろ雪祭り、夏はビアガーデンが大規模開催されています。さっぽろテレビ塔を登ったあとで、ぜひ散策してみましょう。北海道名物のとうもろこしやジャガバターなども販売されています。
・アクセス:地下鉄南北・東西・東豊線・大通駅から歩いてすぐ。
札幌ジンギスカンだるま
北海道名物であるジンギスカンを心ゆくまで堪能できる「だるま」。札幌市内には中央区を中心に5つの店舗があるので、中央区に滞在する人は見つけやすいでしょう。昭和29年創業と長い歴史を持つ名店ですが、今でも店内は多くのお客さんであふれています。夜のみの営業となっていますが、翌3時までオープンしているので、二次会や三次会の会場にもおすすめ。毎日仕入れているというマトン肉はとても新鮮で、お肉が苦手な人も箸が進みそうです。
・アクセス:(本店)地下鉄南北線・すすきの駅または中島公園駅から徒歩7分。
三角山五右衛門ラーメン
「屋台のしょうゆラーメン」として創業された三角山五右衛門ラーメンは、現在もその味を守り続けています。本店はカウンター7席のみで満席になることも多いため、空いている時間帯を狙うといいでしょう。
代表的なしょうゆラーメン以外にも鶏塩ラーメンやチャーシューメンなどもあります。昔ながらの味を、ほっこり味わってみてください。
・アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅から徒歩5分。
根室花まる
北海道といえば魚が美味しいエリア。気軽に回転寿司を味わいたいのであれば、根室花まるがおすすめです。漁師町である根室の名に恥じないように素材にはこだわっていて、北海道ならではの海の幸に舌鼓を打つことができます。四季折々の旬のネタを取り揃えていてホタテやサンマ、真だちなどはその代表格です。札幌市内にはJRタワーステラプレイス店や南25条店など、5か所に店舗があります。
・アクセス: JR札幌駅直結。
札幌ドーム
札幌市豊平区羊ケ丘に位置する、ドーム球場の札幌ドーム。日本ハムや北海道コンサドーレ札幌のホームグラウンドとして知られています。また、日本を代表するアーティストの多くが北海道ドームで公演を行っていて、大規模なイベントが行われるときには駅前周辺やホテルがにぎわいます。イベントがないときには、ツアーアテンダントによる見学ツアーがあり、ブルペンや普段見ることができないドームの裏側を見られるので、ぜひ参加してみましょう。国内唯一のドーム展望台からは、札幌市内を見渡せます。
・アクセス:地下鉄東豊線・福住駅より徒歩10分。
西野神社
西野神社は札幌市西区に鎮座する神社で、安産祈願や縁結びの神様が祀られています。そのため若い女性からは人気が高く、地元だけではなく遠方から訪れる女性参拝客が少なくありません。ハートの形をした貝絵馬やピンクやブルーの福豆守はかわいらしく、お土産として購入すると相手に喜ばれるでしょう。毎年3月3日には人形供養祭が行われています。
・アクセス:JR北海道バスの平和1条3丁目首藤内科医院前から徒歩1分。
藻岩山
藻岩山は札幌市のほぼ中央に位置する標高531mの山です。ふもとから中腹までは自動車でもアクセスできますが、途中からはミニケーブルカーに乗り換えて頂上を目指す必要があります。気軽に登れる山であるため、トレッキングやハイキングスポットとして札幌市民からは人気です。頂上からは石狩湾や札幌の街の明かりを臨むことができるでしょう。札幌の若者たちの定番デートスポットで、頂上にある幸せの鐘を鳴らす人たちもいます。なお藻岩山の夜景は、現在日本新三大夜景のひとつに数えられています。
・アクセス:市電・ロープウェイ入口下車後、徒歩10分。
地元民も知らない!?札幌の穴場観光スポット
大倉山ジャンプ競技場
大倉山展望台とあわせて行っておきたいのが、大倉山ジャンプ競技場。別名で大倉山シャンツェとも呼ばれています。1972年の冬季オリンピック札幌大会の会場になった場所であり、現在も国際的な大会が多数開催されている、国内有数の競技場です。冬だけではなくサマージャンプやナイターまで可能な設備が整っている、近代的な施設として知られています。普段は一般開放されているので、ペアリフトで山頂に上がってみてはいかがでしょうか。眼下に絶景が広がります。
・アクセス:円山公園駅前よりJR北海道バス乗車、大倉山競技場入口下車後徒歩10分。
さっぽろ雪まつり
さっぽろ雪まつりは毎年2月上旬に大通公園内で開催される、雪と氷の祭典です。雪で作られた像や氷像などが立ち並び、スケートリンクも設置されます。また、北海道グルメを心ゆくまで満喫できるグルメスポットやイベントなどのコンテンツも盛りだくさん。プロジェクションマッピングが幻想的な雰囲気を盛り上げてくれます。会場は大通・すすきの・つどーむの3エリアに分かれているので、自分が気になっているイベントがどこで開催されているのか、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
・アクセス:地下鉄南北・東西・東豊線・大通駅から歩いてすぐ。
二条市場
「札幌市民の台所」と呼ばれる二条市場は、100年以上の歴史がある市場です。市場内には北海道や近郊都市で収穫された新鮮な海産物やフルーツがずらりと並んでいます。路面店であるがゆえ、冬の寒さが気になるところですが、あちらこちらにストーブが設置されているので、暖を取りながら見ることができます。道の途中には二条市場のシンボルマスコットである男の子と女の子の銅像が立っているので、ぜひ記念撮影をどうぞ。多くの鮮魚店にはイートインコーナーがあり、新鮮な海鮮丼を食べられます。
・アクセス:地下鉄東西線・バスセンター前駅から徒歩3分。
北海道神宮
円山公園に隣接している北海道神宮は、当初は札幌神社と呼ばれていましたが、1871年に今の円山エリアに移動されました。札幌で最大規模の神社である北海道神宮には4つの鳥居がありますが、多くの人が第2鳥居をくぐってから向かっています。北海道の一之宮である北海道神宮は、縁結びや安産祈願、家内安全、商売繁盛などさまざまなご利益があるのが特徴です。7時から16時まで開いています。
・アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅から歩いて10分。
幌見峠ラベンダー園
北海道の夏の花といえば何といってもラベンダーですが、札幌市内では幌三峠ラベンダー園が有名です。約5,000株ものラベンダーが7月の1か月間かけて咲き誇り、その先には札幌市内の風景が広がっています。車で入場する場合の料金は500円で、徒歩で入場するのであれば無料です。園内にある夢工房さとうではエッセンシャルオイルやフローラルウォーターを手作りすることができます。
・アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅から車で10分。
札幌旅行を準備しましょう
見どころやグルメスポットがたくさんある札幌では、どこに行こうか迷ってしまいそうですよね!観光の準備とともに、宿泊や交通の準備もしっかり整えましょう。
・ハイシーズン:料金のピークは年末年始やゴールデンウィーク、お盆です。また、さっぽろ雪まつりが開催される2月上旬も料金が上がる傾向にあります。
・オフシーズン:最も航空運賃が低くなるのが、10~11月です。LCCであれば片道航空券を5,000円程度で購入できることもあります。
・予算:航空券とホテルだけであれば、3日間程度の旅行の場合、オフシーズンで3~5万円前後、ピークシーズンで5~8万円前後で購入できます。
春夏秋冬、それぞれ素晴らしい風景を目にできる札幌は非常に魅力的な街。東京や大阪、名古屋や福岡からはLCCが就航しているので、格安で行きやすいのも嬉しいところです。
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